◆特急「はまかぜ」について◆

特急「はまかぜ」は(JR)東海道本線大阪駅から西へ進み、三ノ宮、神戸に停車したあと姫路で山陽本線から播但線に乗り入れる。

姫路ではスイッチバック(車両の進行方向が変わる)をし、非電化区間の播但線を北上する。

播但線を唯一、走る特急でもあるこの「はまかぜ」。播但線終点・和田山からは山陰本線を走行することになる。

山陰本線では、今年8月に架け替えられた餘部橋梁を走行する唯一の特急でもある。

そのため、多くの鉄道ファンは橋梁近くにある撮影地(いわゆる「お立ち台」)から橋梁を通過するはまかぜを撮影する。

列車は、香住、浜坂、鳥取などへ向かうが、行き先は列車によって異なる。

使用車両は、2010年11月6日(土)運転分まで国鉄型特急用気動車である「キハ181系」が使用されている。

この形式が定期運転を行なっているのはこの特急「はまかぜ」のみであるが、同月7日(日)からはいよいよ、新型車両である「キハ189系」が使用される。

キハ181系時代は、定期列車は4連での運転であった。

また、行楽期・多客期等にはフレキシブルに編成が組めるという特長を生かし、5連、6連、7連等に増結されて運転していた。

新型特急車両のキハ189系は基本編成が3両なので、3連または2本繋げた6連で運転される予定である。

 

 ◆キハ181系について◆

先述の通りキハ181系は国鉄型特急用気動車であり、車両の老朽化が進んでいる。

そのため、定期運転についているのは「はまかぜ」が最後である。

使用されているキハ181系は京都総合運転所に所属しており、塗装はJR西日本オリジナルカラーとなっている。

そのため、国鉄特急色(=オリジナルカラー)のキハ181系は同所には所属していない。

同所のキハ181系は、団臨にもよく使用されており、天理臨や姫路・伊勢修学旅行臨等にもよく使用されている。

そのため、はまかぜ走行区間以外にも、奈良線や関西本線非電化区間など広い範囲で目にすることができる。

 


◆企画(このページ)について◆

このページでは、管理人が撮影した引退するキハ181系の画像の一部をアップします。

皆さんもぜひ、はまかぜやキハ181系の画像を掲示板のほうに投稿してください。

 

↑2009年5月4日撮影、大阪駅にて(トリミング済み)。この日は7連に増結。

↑2009年5月4日撮影、大阪駅にて。前の写真の次のカットです。

↑2009年5月4日撮影、大阪駅にて。大阪始発の特急です。

↑2009年7月31日、奈良線黄檗-宇治にて。はまかぜだけでなく、広い範囲に顔を出します。

↑2009年8月2日、奈良線黄檗-宇治にて。この天理臨は定期はまかぜより短い3連での運転でした。

 ↑2009年9月23日撮影、大阪駅にて。秋の3連休も増結が行なわれていました。

↑2010年3月22日撮影、塚本駅にて。6両ぐらいあると、貫禄が出てきます。

↑2010年7月27日撮影、奈良線黄檗-宇治にて。今年も天理臨に充当されていました。

↑2010年7月27日撮影、奈良線黄檗-宇治にて。キハ181系は合計10両がこの日は奈良線を通過しました。

↑2010年7月28日撮影、嵯峨野線花園駅にて。天理臨です。

↑2010年10月17日撮影、塚本駅にて。僕が撮影した最後のキハ181系です。


You Tubeでは動画も公開しています。ぜひ、ご覧ください。

 

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